NEW GAME!! FESTIVAL!!
2018年1月21日(日)八王子オリンパスホールにて開催された「NEW GAME!!」スペシャルイベント 「NEW GAME!! FESTIVAL!!」に昼夜参加して来た。
第2期「NEW GAME!!」の放送が終わり数ヶ月。NEW GAMEメンバーが一堂に会するイベントが開催されることになった。
恐らく集大成となるであろうこの日を、多くのファンが待ち望んでいたことだろう。私もその一人だ。
そして何より出演者の皆様が待望していたことだろう。
それほどまでにこのイベントは大きい意味を持っている。イベントが発表された日から、この日は絶対に忘れられない一日になる。
そう確信していた。
それでは、当日を振り返っていこうと思う。
夜行バスから東京へ、朝一に適当にオタクと合流しマクドナルドで朝食を食べていたところにTwitterに通知が。
この度は体調不良でご迷惑、ご心配をお掛けしてしまい大変申し訳ございませんでした。しっかりと休養させていただき、快復致しました。これからも皆さんの元に声を届けられるよう精一杯勤めて参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
— 高田 憂希 (@sunflower930316) January 20, 2018
高田憂希さんが体調を快復されたというツイート。
というのも、某ゲーム実況のニコ生の出演見合わせからイベント当日まで一切ツイートがなく、オタク間でインフルだのなんだのでイベントに出演できないのではないかという疑惑が流れたりしていた。
この記念すべきイベントに彼女が出演出来ないなんて…といった気持ちも晴れ、一安心。
本当に良かった。
さて物販が始まる時間が10:00ということで30分前くらいに会場に到着。すると既に長蛇の列が。驚いた。ざっと300人くらいだろうか。
1時間ほど並んでパンフとTシャツを購入。
その後、昼食を食べたり、お手紙を推敲したり、企画のメッセージを書いたりして時間を潰し、開演ギリギリに着席。
ここで、会場アナウンスが。涼風青葉ちゃんの声。
高田さんの影ナレによる、諸注意のアナウンスだ。
「ニューゲームフェスティバル」でいきなり噛んだり、喫煙を禁煙と間違えたりと、絶好調だ。会場には笑いが溢れる。まあそんなことはどうでも良くて、高田さんが無事出演される。その事実を実感したのはこの瞬間だった。
そして、少し時間をおいてイベントが始まる。
以下イベントのレポです。
昼の部
開演
JUMPin' JUMP UP↑↑↑↑→ユメイロコンパス→Now Loading!!!!→SAKURAスキップ→STEP by STEP UP↑↑↑↑の順に曲をバックにモニターにアニメの映像を映しての90秒カウントダウンが始まる。凝ってますね。
そしてカウントは0に...開演―—————。
出演者登場。最初は今回どうやら司会を務めるらしい日笠さんと茅野さんのお二人。
「今日はNEW GAME!の総集編のようなイベントになると思います。」といったOPトーク。
続いてfourfoliumのメンバー、各メンバーの一人ずつ順に決め台詞や意気込みなど一言ずつ言いながらの登場。ちなみに昼夜ともに高田さんは定番の「今日も一日頑張るぞい!」だった。なんか久しぶりに聞いた気がする。
その後全員揃っての軽いトーク、
鈴木さんが初めての出演ということでそれに繋げて
「八王子初めての人~?」
と声を掛けたり。
まあそんな感じで、全員着席。
早速最初のコーナーへ。
「ここがいいぞ!NEW GAME!メモリアル!」
まあなんとなく分かると思うが、アニメ振り返りコーナーだ。
監督と得能先生の「○○なシーン」というお題への回答を元にトークをしていくという感じ。昼の部では「こだわりのシーン」「可愛いシーン」について。
「こだわりのシーン」では12話のりんがコウを引き止めるシーンが流れ、映像を見た高田さんが涙目になっている一幕もあった。
他にも流れてる映像の真似をしたり、ねねっちの真似をしたりと最初のコーナーから賑やかで非常に良い雰囲気の中で進行していった。このメンバーが揃うのは久しぶりになると思うのだが、こうして和やかな会話を広げていけるのは良い現場だなあなんて思ったりもした。
「スタッフ裏話トーク」
文字通り、NEW GAME!!の裏話についてトークしていくコーナー。
最初は例の「ぞい!」について。思った以上に公式で使われている回数が少なかったらしい。思えば確かにそうだなと思いつつも、イベント等で盛り上げる言葉として使ってくれて嬉しいとのこと。
このイベントの開幕の挨拶でも使われていたし、実際会場は盛り上がったからそういうことなのだろう。
その流れで日笠さんが「ポプテピピックじゃん」と一言。→会場爆笑。
どうやらこのイベントの前に放送していた回で「ぞい!」してたらしく、タイムリーなネタだったが、未視聴の為ついていけなかったというのが正直なところ。
高田さん「危機感を感じていたので最初の挨拶でやりました(笑)」
次は「3期があるなら男だけのNEW GAME!があったら面白いのではと思っている」という話。いやそうか?と正直思ったが、黙っておこう。
ここで竹尾さんが「それなら声優を指名したい!」と発言。スギタさんやらナカムラさんやらの名前が挙がる。男性声優にほとんど興味が無い私はここもあんまりついていけなかった。
それはそうと3期やってほしいですね。
「オリジナル朗読劇」
コーナー名の通りだ。ここでスタンドマイクが登場。生アフレコが見れるのはやはり良い。
題名は「イーグルジャンプのかくし芸」
内容としてはイーグルジャンプのメンバーが何人かに分かれてかくし芸を披露するという感じ(詳しい設定は忘れました)。
青葉紅葉が司会で、コウりんの夫婦漫才だったり、はじめとゆんが手品をしたり、葉月が腹話術をしたりとバラエティ豊かな内容だった。
流れとしてはこんな感じではあるが、先輩声優陣の奇想天外なアドリブで実際はハチャメチャ。喜多村さんのフリで高田さんが35億ネタを披露したりしていたが、ここはまともな朗読が聞きたかったというのが正直なところ。それはそうと急にアドリブでネタを振られて返せるのは凄いな…と感心してたら、どうやら事前に打ち合わせをしていたらしい。
そのことを台本にメモしていたらしく、彼女らしいなあなんて思ったり。
突然アドリブを挟む先輩声優陣。それに必死に付いていこうとする後輩声優陣の姿が微笑ましく見えた。
朗読劇が終了すると、fouefoliumのメンバーがライブの準備の為退場、残ったメンバーで次のコーナーへ。
「fouefolium女王決定戦」
fourfoliumに関するクイズのコーナー。
一応説明すると、fourfoliumのメンバーに事前に質問をし、その質問への回答をクイズにしたものだ。雑な説明で申し訳ない。
「fourfoliumを一言で表すと?」と言った作品に関する質問から(ちなみにこの質問の高田さんの回答は「四葉のクローバー」)、「目が覚めたら無人島に。とりあえず何をしますか?」と言った意味不明な質問まで(ちなみに山口さんは「ほっぺをつねって走る」竹尾さんは「とりあえず服を脱ぐ」(?))様々な質問がありました。
一応ポイント式で優勝者は喜多村さん。
尺調整を兼ねてバンバン当てまくっていた。
優勝者にはNEW GAME!の絵が描かれたケーキが登場。
このイベントとNEW GAME!!へのお祝いという意味合いもあったと私は思っている。
そして再度fourfoliumが登壇し、ライブパートへ。
ライブパート
昼の部で披露された曲は
4.JUMPin' JUMP UP↑↑↑↑
曲毎の話などは後ほど。
4曲終わったところで、今日イベントに来れなかった名塚佳織さんと石見舞菜香さんからのビデオメッセージを紹介。
イベントには残念ながら参加することの出来なかった二人だったが、その言葉からイベント出演者の皆さんと変わらない作品への愛が伝わってくる。
こういうビデオメッセージはこの場にいないだけでもっと沢山の人に支えられ作られている作品であることを改めて感じた。それは作品を作る側だけではなく作品を愛するファンの方も含めて、なのだろうと思った。
そして最後にキャスト一人ずつからの挨拶へ。
印象的だったのは日笠さんのMC。
二期になって再会した時の後輩声優陣の役者としての成長を語り、そして「NEW GAME!が終わってもこの子たちのことをよろしく!」という一言。
NEW GAME!が終わっても彼女たちの人生は続いていく...この作品だけでなく、NEW GAME!で育った彼女たち自身をこれからも応援して欲しい。そういった一人の先輩役者としての言葉。
イベントなどでは陽気に笑っている印象が強い彼女だが、先輩として、少し一歩引いて後輩を見守る彼女の姿は非常に良い。そして後輩メンバーはそんな彼女の背中を見て成長しているのだろう。この関係性はずるい。
成長と言えば戸田さんも「(竹尾さんと)曲中に二人で手をつないだ時、 手をギュっと握ってくれて、凄く成長を感じた」と涙ながらに語っていた。
キャスト全員の挨拶から作品への愛が尋常じゃないほど伝わってきた。
そして最後にユメイロコンパスを歌唱。
アニメ本編でも2期後半EDとして使われたこの曲がイベントの最後にも歌唱されることの意味。
キャスト全員が横並びになる姿は壮観で、NEW GAME!との別れ、感謝、そして再会までも感じ、歌詞にもあるようにまさに「ありがとう また会おう」を体現しているようだった。
最後に
「これからもNEW GAME!の応援をよろしくお願いします!」
「またいつかfourfoliumとしてステージに立ったとき、駆けつけて来てください!」
と高田さん。これで昼の部は終了です。
和やかな雰囲気のトークパートから、感動的なライブパートまで、この作品らしさを感じた昼の部だった。
夜の部
続いて夜の部。
今回は小悪魔モードの青葉ちゃん。90秒のカウントも昼の部と同様。どうでも良いが、夜の部は噛んでなかった。
開演
登場→挨拶→OPトーク→コーナーへの流れは昼の部と同じ。
最初に言っておくが、コーナーも昼の部と全て同じなのでその辺色々と省略します。
「ここがいいぞ!NEW GAME!メモリアル」
一部と同じですが内容は異なる。夜の部では「2期を象徴するシーン」「イーグルジャンプに入社したくなるシーン」の二つ。
「2期を象徴するシーン」としてここで6話の”例のシーン”が流れる。あそこです。分からない人はアニメを見返しましょう。
そしてこのシーンを見た高田さんがまたしても泣き始めてしまう。気を利かせたスタッフが涙を拭くものを持ってくるほど、涙を流していたのが印象的だった。
それを見た日笠さんもつられて涙目になっていたような気がする。(ここは曖昧です)
アフレコ中もずっと泣いていたと高田さん。
役者の芝居、絵の芝居も素晴らしかったとのことで、ただただ頷いていた。
もう一つ、2話の出来レースのシーンが挙がっていた。
厳しさの中にある上司の優しさ、それぞれのキャラの成長が見られたシーンだ。
1期と2期で違いがあるとするならば、こういった現実的な面をクローズアップして、それに伴ってキャラクターの成長が見られるというところであると思う。現にひふみの「...」の演技が少なくなったそう。
それぞれの成長が見られた第2期を象徴するシーンだ。
「スタッフ裏話トーク」
夜の部ではサブキャラ(PECOとかゴキブリとか)について。戸田さんがゴキブリの声をやっていたという話だ。結構色んなところで話されていると思うので割愛(メモ取ってなかった)
あと「3期があるなら乙女ゲームにしたい」とのこと、昼の部でも同じようなこと言ってたね。
この辺から全然メモ取れてないのでかなり雑になります。
「オリジナル朗読劇」
題名は「イーグルジャンプのかくし芸」。これも昼の部と同じ。
「かやのみ」というワードが何度も登場したり、全員がねねっちの物真似をしたり、突然ボイスパーカッションをやり始めたり等々。
昼よりアドリブが多かったように思う。
新人組の面白いことをしようとする姿勢が印象的だったかな。割とスベってはいたものの、まあそんなことはどうでも良くて、その姿勢に天晴れを送りたい。
コーナーの終わりに「後輩先輩を超えてこうやって話せるのは凄く楽しい」と話されていたように、そういった気持ちが凄く伝わってきたのがこのコーナーだった。
アニメが終わっても尚そういう気持ちを持っている、本当に良い関係だ。
「fourfolium女王決定戦」
こちらも昼の部同様。
昼の部では司会に回っていた日笠さんが今回は解答する側に。
昼の部同様「メンバーの好きなところ」「朝起きたら大遅刻!どうする?」と言ったfourfoliumにちなんだものからプライベートななんてことないものなど様々なクイズが出題されていた。
景品はケーキ。
昼の部と同じものかと思いましたが、ケーキに描いてあるイラストが異なっていた。はず。
ライブパート
ここからライブパートです。
セットリストは昼の部と同様...かと思いきや、
5.JUMPin' JUMP UP↑↑↑↑
とまさかの「SAKURAスキップ」を二度歌唱することに。
これは日笠さんの強い要望で
「最後にもう一度SAKURAスキップを歌ってるfourfoliumが見たい」
ということだ。
というのも戸田さんが1回目の歌唱中にアクシデントがあり舞台から離れてしまうということがあってということもあると思うが、
NEW GAME!にとって始まりの曲であり、共に成長してきた思い入れのある曲なのだろう。それはfourfoliumにとってもでもあり、それを見守ってきた人達にとってもなのだと私は受け取った。
続いて「Now Loading!!!!」
そしてここから二期の曲に。
「STEP by STEP UP↑↑↑↑」からの「JUMPin' JUMP UP↑↑↑↑」
個人的な話だが、私がfourfoliumの活動を追いかけるようになったのは二期からなので、この曲達には思い入れがある。
二期の一話上映会、最終話上映会。そして今回。感慨深いものがあった。
特に「JUMPin' JUMP UP↑↑↑↑」の落ちサビの
「拝啓、ちょっと未来の私 夢はちゃんと叶ったかい?」
というパート。高田さんのソロパートだ。
最終回上映会でここを歌った彼女は涙が溢れ声が上ずっていた。
今回の昼の部では歌う前に涙をグッと飲み込んで歌っていた。
そして夜の部、この詩を歌う前に
「NEW GAME!を応援してくださって、支えてくださって、本当にありがとうございます!」と一言。
そして歌われたソロパート。彼女の力強い歌声が会場中に響き渡る。
その姿は凄くたくましく、大きく見えた。彼女はこの詩を胸を張って歌えるようになったのだ。
アニメのメインヒロインとして出演すること、アニメの主題歌を歌うこと。涼風青葉とともに多くの夢を叶えてきた彼女だが、そこには同時に多くのプレッシャーが生じていたと思う。ましてや、自分に自信がなく、プレッシャーに強くはない彼女。涼風青葉という大きな役を演じること、きっと彼女にとってそれは大きすぎるほどのプレッシャーだったと思う。
それでも彼女は沢山の人に支えられながら、多くを乗り越え、涼風青葉を演じ切った。そして、涼風青葉を演じた高田憂希は彼女と共に、未来の自分を肯定するような詩を堂々と歌った。その姿は彼女の役者としての成長だと私は思う。
彼女の魅力はこういった部分にこそあると私は思っている。
自らを不器用であると評する彼女の、作品を通した成長。役に触れ、悩んで悩んで悩みぬいた末に最後には必ず笑顔で答えを見せてくれる。
だから私は彼女に付いて行きたくなってしまうのだ。
これはNEW GAME!という作品以外でも大いに感じることが出来る。VOICE Channelで「全ての作品で成長させて貰っている(意訳)」という旨の話を自らされていたが、その言葉に嘘はない。演じることで役者としても人間としても成長する、作品から受け取るものを自らに落とし込み、表現として伝えてくれる。それが彼女だ。
そしてそんな彼女だからこそ、涼風青葉を演じる事が出来たのだと私は思う。作品と向き合う中で自分自身とも向き合い、悩み、そして共に成長する姿はまさにこのNEW GAME!に流れるエネルギーそのものなのではないか。
昨年9月の最終話上映会で彼女が言った「ゆっきーが涼風青葉ちゃんで良かったと言って貰える声優になれて本当に良かった」という言葉。
多くのプレッシャーを乗り越えた彼女だからこそ言える言葉。彼女が役者としての自分、すなわち涼風青葉としての自分を肯定出来たからこそ言える言葉なのだと私は思っている。
そしてその言葉を裏付けるような今回のソロパートは、ファンとして非常に嬉しい瞬間で、応援してきて良かった。そう思った。
少し話が逸れたが、こういった瞬間を見ることが出来るイベントはやはり良いものだ。
そして曲が終わると会場は大きな拍手で包まれる。
拍手は大きくなったり小さくなったり、また大きくなったり。
NEW GAME!を称える鳴りやむことのない盛大な拍手が会場に響き渡っていた。
私も拍手の手を止めることが出来なかったのを覚えている。
高田さんがこれに
「こんな大きな拍手は聞いたことがありません」
と一言。
私もこんなにも大きくて暖かい拍手を聞いたのは初めてだった。
会場が1つになるって、こういうことなんだと思った。
ここからキャスト一人一人からの終演の挨拶。
朝日奈さんの「真っ白だったプロフィールに桜ねねと書けるのが嬉しい」
茅野さんの「fourfoliumを見て初心を思い出し、私も頑張らないとと思った」
竹尾さんの「このメンバーで作品を作り上げられたこと、飯島ゆんを演じられたことは私の誇り」
戸田さんの「皆もfourfoliumだ。もっと沢山の夢を見させて」
本当にここに書き表せないほど、素晴らしい言葉が沢山詰まっていた。
そして高田さんのMC
「涼風青葉に出会えて良かった」
「NEW GAME!が教えてくれたことは計り知れなくて、6話のシーンは役者としての私に勇気を貰えた」
「ここで終わりにしたくない」
そして
「自慢したいことがあります。2期の12話の収録後にひよさん(日笠陽子さん)に一つお願いをしました。1期の最終回で青葉ちゃんがコウさんにサインを貰うシーンがあると思うんですけど、それをしたくてひよさんにお願いして6話の台本にサインを貰いました。でも、私はサインを頼んだんですよ。そしたらメッセージがあって「一緒にNEW GAME!で芝居が出来て本当に良かった」って。裏を見たら、役者としてのメッセージとか色んなことがびっしり書いてありました。そんな先輩に巡り合えるのって本当にないですよ。全部NEW GAME!のおかげです。全部、宝物なんです。」
という話をされていた。(一部誤りはあるかと思いますが...)
ここは私に語ることは出来ないので、次に行こう。雑魚なので。
そして最後の曲へ。
曲の前に高田さんの挨拶を受けた日笠さんが高田さんを呼び、抱きしめる一幕が。
このあとに歌唱される曲はもう1つしかないだろう。「ユメイロコンパス」だ。
キャストが総並びとなっての歌唱。
そして、
落ちサビの前に高田さんが突然日笠さんの元へ駆け寄り、手を引く。
ステージ中央で二人が向き合った。
「振り返った時に君がいない道も寂しくなんてないよ一人じゃないから」
高田さんのソロだ。高田さんの視線は日笠さんを真っすぐ捉えていた。
声は震えていた。涙を堪えていたのだろう。だが、凄く力強い一節。
これを言ってしまうのは本当に怖いのだが、そこにいたのは涼風青葉と八神コウであり、高田憂希と日笠陽子でした。これ以上ない瞬間だった。
後に言っていましたが日笠さんへのサプライズだったらしい。
2期を締めくくる集大成のようなこのイベントで、このフレーズを青葉からコウに送るということ。それはすなわちNEW GAME!!の終わりを意味する。2期はコウを送り出すところで終わっていたから。
12話の「これでいいんだ...」という台詞を言うことが出来なかったと語っていた高田さんがこの別れを前向きに捉え、青葉と共ににまた一つ前に進んだ瞬間だったように感じた。きっと彼女はこれからもこの作品と、青葉と、歩んできた軌跡を胸に歩いて行くのだろう。
↑ 12話の台詞についてはこちらでコメントしている。
溢れんばかりの余韻と拍手と共にキャストの皆さんが降段していく。
最後に高田さんの
「幸せの居場所はずっと変わらないですよね!」
という一言でイベントは終演。
長くなりましたが、以上がレポになる。(内容が好声に寄ってしまい申し訳ないとは思うが、根が声優オタク過ぎてどうしようもないので許して欲しい)
本当に最高級のイベントだった。
アニメイベントの最高到達点を見たような気がする。
それと同時にNEW GAME!のこれからと高田憂希さんのこれからを追いかけて行きたい。改めてそう思えたイベントだった。
「好きな声優が素敵な作品に出演し素晴らしいイベントが開催されること」
これに尽きる。
最後に、NEW GAME!に関わる全ての皆様。
本当にありがとうございました。
ありがとう。また会おう。
色々胸がいっぱいすぎてなんて言葉に表せばいいかうまくまとまりませんが NEW GAME!に出逢えて、青葉ちゃんを演じることが出来てとてもとても幸せでした。NEW GAME!が大好きで、青葉ちゃんが大好きで、コウさんが大好きで、みんな大好きです!これからも応援よろしくお願いします!
— 高田 憂希 (@sunflower930316) January 21, 2018
おわり。
※参考文献